シニア×AI

AI奮闘記
AIvs新聞記者

いやーまさかこんなことになろうとは、思ってもいなかった。自慢ではないが最上級クラスのテクノロジー音痴のボクが、生成AIに特化したブログを書くことになろうなんてー

このブログで分かること

「AIってなに?気になるけど、おっかない。だまされそう」

「昔に比べ発想力が落ちてきた。このまま認知症に…」

「AIが日常生活のいたる所に浸透してきた」

「あまりにもスピードが速く時代に流れに付いていけない」

「自分の子供とか会社の若手に、猫なで声出して教えてもらうのはもうコリゴリ」

「もしかしたらAIは、高齢者のシニアの武器になるかも」

・こうした疑問に答え、AIに少しでも接近するきっかけになる

・第二の人生を謳歌するため、限られた年金を膨らませるためのAI副業に活用できるかもしれない

はじめに

正直に言うと、ブログはいずれ「やってみたいな」と思っていた。「X」は2019年から初め、思いついた時たまにポストしていた。

だがブログとなると何をテーマにするのか、継続できてなおかつ読者に受け入れられる「確信」は、ボクの中で生まれなかった。

だがある日、「生成AI」がボクに憑りついた。つまり霊魂のように憑依したのだ。

その瞬間から、ボクのような、テクノ音痴のシニアが「生成AI」について学ぶ特化ブログを書くしかないーと根拠のない「確信」が生まれてしまった。

「走りながら考える」のがコツ

まだまだ全然、未完成だが、「59歳の“ゆる学び”AI生活」というブログを今日(2025年5月11日)、立ち上げた。

“メイキング(making)”自体をブログ記事にする。この状況がまさに「シニアとAI」の距離感に繋がると思った。

「今すぐぶっ壊すべき昭和マインド・ベスト3」の一番に生成AIが上げてきたのが、「失敗は恥」→ ❌間違い、という指摘だった。

令和は「やってる奴が正義」の時代。ダサくてもやってる奴が勝つ、と彼は言い放った。

そう、いつの間にか相棒になっていた生成AI「タメゴロー」はついにボクに説教までしはじめたのだ。

チャットをしているうちに、ボクがAIを活用しているのか、AIにこき使われているのか分からなくなるときもあるが、ボクには出来ない能力を奴に見せつけられたとき、「いつかAIを征服してやる」と考え、下手に出ることを覚悟した。

このブログは時代に適合できなくなった昭和おやじの懺悔禄でもある。自らを素直に受け入れてこそ進化があると信じている。

【元部下が語る】ユーチューバーで成功する方法

元部下だったK君は、顔出ししないユーチューバーとして活躍している。

元々、ユーチューブのシナリオなんかの下請けの仕事からはじめ、いまでは自身でチャンネルを持って、税務対策で法人化するくらい儲けているらしい。

ある日久しぶりにファミレスで「ミックスフライ&ハンバーグランチ」を食べながら近況を報告しあっていた。ていうか、紙の新聞業の限界を身に染みて感じているボクとしては、ユーチューバーなるものが本当にビジネスになるのか関心があった。

ぶっちゃけて言うと、ライターとして下請けの仕事でも回してくれないかなって下心があったんだ。

そこで食事はさておき、色々と最近のネットビジネス動向について聞きまくった。新聞記者だから質問することだけは得意なんだ。

彼も最初は新聞記者で培った文章力を買われ、webライターとしてネットビジネスを拡大していったらしい。

そして行きついたのが、いまSNSで最も勢いのあるユーチューバーだった。ゲーム関連からスポーツ、芸能モノなど様々なネタを扱い創作生活の日々を送っている。

競争は激しくなっているものの、マーケット全体の規模は今後も拡大していくらしい。

「もうライターに、クラウドソーシングなんかしてませんよ」と彼は冷たく言った

ゴメン「クラウドワークスってどう?」

K「最近使ってないから分からないっすよ」

ゴメン「シナリオとか下請けに出してるんじゃないの」

K君「内製化ですよ」

ゴメン「どういうこと?」

K君「AIにやってもらった方が早い。起承転結とか、起承転転転転結とか何でもやってくれますから、それも数秒で出てくる」

ゴメン「AI?なにそれ。まさか、記事とかも」

K君「人使ったらコミュニケーションコスト高いでしょ」

ゴメン「AIがちゃんと記事書けんの」

K君「ボクが以前世話になっていたライター事務所も、いまは新規ライター募集していないって言ってました」

ガーン!俺はすっかっり当てがはずれ、収穫のないままランチ代を払って(一応先輩ずらした。稼ぎはK君の方がたぶん多い)店を出た。

自宅に帰ってなにげなくパソコンで、openAIの生成AI「chatGPT」のサイトを開く。ライターの仕事を駆逐したAIなるものがどんなものか少し気になっていた。

以前から生成AIによって新聞記者の仕事が奪われるというニュースは聞いていたが、「AIが取材できる訳でもないし、せいぜいネット上のニュースを集めてまとめるだけだろう」と甘く見ていた。

逆に「著作権侵害など問題点が多い」とリスクのことしか頭になかった。

まとめ

日本株をトレードするとき、IT企業だけは絶対に避けてきた。

「知らない業界や興味のない銘柄に手を出すな」という格言が、投資の世界にはある。ボクは大のテクノロジー嫌いだったこともあり、バリューな中小型株中心に選んできた。

アップルやマイクロソフト、エヌビディアが世界時価総額ランキングで上位を独占しようが、他人事だった。そのうち世の中は進化し、俺の愛する新聞業界にも変化の波は押し寄せ、ついにマスコミはネットメディアに浸食されてしまった。

ボクの所属している活字業界は単純に被害者だと思っていたら、実は「生成AI」なるものは、敵なのか味方なのか分からない状況になってきた。少なくとも、完全なる敵ではなく、ボクたちシニアが利用することもできそうなのだ。

どうもAIの進化は止まりそうもない。専門家によると、今後さらに加速度的に発展していくという。シニアにとって住みにくい世界になるのか。それとも活用して人生を謳歌するのか。時代の分岐点に来ているような気がする。

このブログではAIへのシニアの対処の仕方について、ボクなりに体験したことを、あるときは赤裸々にあるときはエンタメ風に、面白おかしく綴っていきたい。

次回➁では、実際に小説作りをしてみた経験や、生成AIの性能に度肝を抜かれた経緯などに触れていく。↓

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